ひとり一人に個別化された
骨折手術を実現するために。
Anylomは、骨折手術に使用することのできる短納期のカスタムメイド型骨用プレートシステムの開発を行っています。
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Anylom
誰でも(anyone)
どこにいても(any location)
質の高い医療(medical treatment)を
受けられる世界へ
当社CEOの萩原は、整形外科医として30年近く臨床・研究に従事するなかで、既存の技術では解決できない多くの課題を目にしてきました。私たちAnylomは、新しいテクノロジーを活用したデバイスの提供により、これらの課題を解決し、ひいては患者さんひとり一人がより良い医療を平等に受けることができる世界の実現に貢献することを目指します。
Anylomという社名に「誰でも(anyone)どこにいても(any location)、質の高い医療(medical treatment)を受けられる世界を実現する」という想いを込めました。私たちは一日でも早く医療現場に製品を届けられるよう開発に尽力します。
事業内容
Anylomは、患者さんひとり一人に個別化された骨折手術を実現するために、骨折手術に使用することのできる短納期のカスタムメイド型骨用プレートシステムの開発を行っています。
骨折手術では、折れた骨の固定のため金属製のプレートが使用されます。現在の主流は、標準骨に合わせて設計された「解剖学的骨用プレート」です。しかし、患者毎に骨の形状は異なるため骨折部位によっては骨にプレートがフィットせず、手術中にプレートの変形作業が必要になるケースがあります。
患者さんひとり一人の骨の形状に適合するようデザインされたカスタムメイド型骨用プレートの開発も行われています。しかし、プレートのデザイン決定に時間がかかることがボトルネックとなり、待機可能な期間が短い骨折手術に使用できるカスタムメイド型骨用プレートの実用化は進んでいません。
そこでAnylomでは、医師自らが年賀状ソフト並みの平易な操作でカスタムメイド型骨用プレートをデザインできるソフトウエアを提供することで、プレートのデザイン決定までの期間を10分程度までに大幅に短縮し、カスタムメイド型骨用プレートを骨折手術の医療現場に届けることを目指しています。
チーム
萩原 嘉廣
代表取締役CEO
東北大学大学院医学系研究科 准教授として2023年3月まで整形外科領域の臨床および研究に従事。整形外科医として27年間の臨床経験を有する。東北大学大学院医学系研究科に着任する以前は、東北大学医学部整形外科の関連病院に勤務。2023年、Anylom株式会社を共同創業。
東北大学医学部卒業(MD)、東北大学大学院医学系研究科医科学専攻修了(PhD)
採択プログラム
三菱UFJ技術育成財団
研究開発助成金
小笠原敏晶記念財団
2023年度 インキュベンチャー助成
NEDO 2023年度NEP
躍進コースC